院長紹介 林 保(ハヤシ タモツ)
内視鏡専門クリニックとして
「働き盛りの方から年配の方を癌で亡くなる方をなくすことを目指し内視鏡検査を通して皆様の健康をサポートとします」
あまり知られていないようですが、 日本での病気の死亡原因の第一位は圧倒的に悪性新生物(いわゆる『がん』)です。
日本人の2人に1人が何らかの「がん」で通院、3人に1人が「がん」で亡くなっているのが現状です。
その中でも特に大腸がんは近年増加傾向にあります。
医師になってから現在まで、食道がん、胃がん、大腸がん等の消化器がんの内視鏡検査、早期がんには内視鏡手術から進行がんには化学療法、放射線治療、緩和治療と幅広く携わってきました。
早期がんで見つかる場合と進行がんで見つかった場合とでは、医学が進歩したといえど現段階でも、まだ予後には大きな差があり完治には至らないケースが多くあります。
進行がんでは、ステージ(進行の度合い)によりますが術後も化学療法、放射線治療等があり、ご本人への身体的、経済的負担は大きく、日常のQOLに多大な支障を残しています。
手術の治療も出来ないステージの場合、疼痛を除くための緩和治療しかありません。
これまでの医師経験、身内として最も大切なことは、がん治療には早期発見・早期治療が最善で確実な治療法であると痛感しています。
早期がんの段階や手前で発見に努めることを決意し、これまでの内視鏡経験、技術を生かして皆様の健康をサポートし、癌で亡くなる方をなくしたい、つらい思いをされる方をなくしたい、ご家族、友人に悲しい思いさをせたくない、という思いから大阪、2021年10月に吹田市江坂で開業致します。
胃がんの予防には、ピロリ菌を除菌し、その後もきちんと定期的に内視鏡検査を行うこと、 大腸がんでは、大腸がんになる前のポリープの段階で切除を行うこと。
胃、大腸がんは、早期では症状はありません。その為、健診、除菌後の定期検査、検診の便潜血+でも後回しになりがちですが、その内視鏡検査を受けるタイミング(時期)を逃さないことが肝要です。
内視鏡検査自体が、現在でも多くの方が「苦しい」「つらい」「痛い」「恥ずかしい」という認識があり、検査自体を控えてしまう傾向があります。
胃、大腸がんは、内視鏡検査で一番正確に分かる病気です。
ですがその内視鏡検査を受ける機会、タイミングを逃してしまうと、後で取り返しのつかないこともあります。あの時やっておけばということがあります。
1回検査すれば、今後、全くしなくていいというものではありません。
がんは、早い人は40代、一般に50代から増加傾向にあり、定期的な検査が年齢に応じて必要です。
内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)が辛い、苦しい検査であってあはいけないと思っています。
そのためにも、内視鏡検査を苦痛なく楽に受けて頂くことが、とても重要であり必要不可欠な要素であると考え、当院ではに苦痛なく楽にできるように最大限に配慮した 内視鏡検査を行っております。
また快適な院内空間で緊張なく、安心して検査を受けて頂けるよう、スタッフ一同で患者さんをサポートいたします。是非一度ご来院ください。
院長の経歴
川崎医大を卒業後、大阪大学第一内科に入局し、その後、新千里病院(現済生会千里病院)、東大阪市立中央病院、大阪警察病院(天王寺)において、消化器疾患の検査、治療(腹腔鏡検査、腹部血管造影、塞栓術、肝癌に対するラジオ波治療、慢性膵炎、膵がん診断で内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)、胃潰瘍、静脈瘤などからの消化管出血に対する緊急内視鏡的止血術、総胆管結石の治療に対する内視鏡的胆道結石除去術、食道静脈瘤治療(内視鏡的静脈瘤硬化療法(EIS)・結紮術(EVL)、膵がんの診断、胃粘膜下腫瘍、胃がん深達度診断に対する内視鏡下超音波検査など、各病院の専門分野を経験させて頂いたこと、特に医院のかたわら内視鏡指導医、専門医として警察病院では、胃、大腸内視鏡検査(胃、大腸カメラ検査)、大腸ポリープ切除、大腸ポリープ粘膜切除術(EMR)に精力的に取り組めたことは、私の内視鏡専門医としてのとても大きな力となっております。
令和3年(2021年10月) 内視鏡専門クリニックとして、移転開業致します。
これまでの経験を生かし良質で求められる医療を多くの皆様にご提供できるよう日々努力研鑽して参りたいと思います。
1995年2月 | 2010年まで |
林医院 院長 大阪警察病院内科非常勤(内視鏡指導医) |
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2021年10月 | 大阪江坂胃腸内科・内視鏡内科クリニック 開院 |
経歴
- 大阪大学第一内科入局
- 済生会千里病院内科
- 東大阪市立中央病院内科
- 大阪警察病院内科(天王寺)
所属学会・認定医
- 日本内視鏡学会指導医
- 日本内視鏡学会専門医
- 日本消化器病学会専門医
- 日本内科学会認定医