狭心症の状態で起こっていた狭窄していた血管(冠状動脈)が閉塞して心臓の筋肉が動かなくなる状態です。急性と慢性に分かれますが、急性期症状は、突然の30分以上続く激しい胸痛で冷や汗、呼吸困難をともない梗塞の範囲により症状の程度も異なりますが緊急カテーテル検査、治療が必要で1番死亡につながる病気です。
高血圧、糖尿病、肥満など危険因子の多い方は、定期的な心電図検査が発症の早期発見につながりますのでお勧めします。
両者とも診療で疑いのある場合 急を要しますので循環器内科へ即時紹介となります。
Q1.不整脈や古い心筋梗塞を言われ薬を飲んでいます。状態も落ち着いているのですが薬は必要でしょうか?
内服(薬)で心臓、血管の状態を保っているのです。血圧、循環器の薬を勝手に自分で調整してはいけません。(すぐにドキドキが起こる、胸が圧迫される、足がむくんできた方は受診が必要です。)